FLOW
製品ができるまで
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富士コンの主力製品の
ひとつである
パイル(コンクリート杭)の
製造過程をご紹介します。
パイルは、マンション・ビル・
ショッピングセンター・工場・店舗などの
建物の下に、建物基礎として用いられています。
パイルの詳しい説明を見る
![flow_illust](https://www.fujicon.gr.jp/wp/wp-content/themes/fujicon_cp/common/img/flow/pile-illust.png)
製造の流れ
鉄筋かごをセットする
鉄筋かごの編成
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PC鋼棒という⾼強度の鋼棒を切断・加⼯し、
鉄線を使って鉄筋かごを編成していきます。
「鉄筋かご」って?
コンクリート杭に配置する鉄筋をあらかじめ
組み立てたものです。
端板を取り付ける
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鉄筋かごに端板(継手)を取り付けます。
継手には、溶接継手や無溶接機械式継手があります。
杭は15メートルが最長の為、施工時に杭をつなぎながら、
必要な長さまで杭を足していきます。
継手は、その接続を担います。
セット完了!
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型枠に端板を取り付けた鉄筋かごを設置します。
型枠の形状通りの製品が最終的に出来上がりますので、
型枠の維持、管理も非常に重要です。
コンクリートを投入し、成形する
コンクリート投入
![](https://www.fujicon.gr.jp/wp/wp-content/themes/fujicon_cp/common/img/flow/flow-2-1.png)
バッチャープラントで、
骨材(砂、砂利)・セメント・水・混和剤等を
混ぜ合わせ、コンクリートを作り、型枠の中に流し込みます。
鋼棒緊張
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上型枠を載せ、下型枠と連結させた後、鋼棒を引っ張ります。
この作業を緊張と呼びます。
遠心成形
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遠心機に型枠を載せ、
遠心力によってコンクリートを締め固めて成形します。
コンクリート杭はバームクーヘンのように、
真ん中が空洞となります。
蒸気養生
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高温の蒸気を使ってコンクリートの硬化反応を促進します。
型枠から外し、屋外養生をする
脱型・
プレストレス導入
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型枠を外し、製品を取り出します。
また、緊張を開放して、コンクリートにプレストレスを導入します。
プレストレスとは、pre(あらかじめ)Stressed(応力を与えられた)の意味で、
圧縮力には強く、引張力には弱いというコンクリートの性質を補完します。
屋外養生
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置き場にて、決まった期間養生します。
コンクリート杭の場合は、コンクリート打設後
7日後に出荷可能となります。
出荷!
![](https://www.fujicon.gr.jp/wp/wp-content/themes/fujicon_cp/common/img/flow/flow-4-1.png)
製品検査・出荷検査を経て、工事現場に運ばれていきます。
何台ものトレーラーにコンクリート杭が積み込まれ、トレーラーが並ぶ姿は、圧巻です。
重さはどのくらい?
コンクリート杭の重量は、1トン・2トンが当たり前!